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歯周病のはなし ②

 

 

前回は歯周病には、歯肉炎と歯周炎の二種類に分けられるという事で終わっておりましたが、

百聞は一見に如かず

わかりやすい動画を見つけてきましたので、一見して頂ければと、、、、

歯肉炎については、これ以上の説明はいらないかなと、、便利な時代になりました。。

 

歯肉炎は、口の中に数多存在する細菌によって、歯茎に起こる反応です。

歯科治療は、“細菌”との戦い。虫歯も歯周病も、細菌が原因で引き起こされます。

細菌といっても、単体では目には見えないミクロな存在ですが、

がっちり固まってスクラムを組んだ状態 (プラークの形成) が長く続くと、

歯茎、歯に影響力を持つようになります。

 

 

 

 

 

 

その団結力や、半端なし。。

一般的に1㎎のプラーク(細菌の塊)中には、300種類、1億以上の細菌が存在するといわれています。

 

 

歯の周りの汚れは、台所の水回りの汚れに例えられますが(バイオフィルムといいます)、

どういうわけか、口の中は複雑怪奇な構造で、菌の住処となりそうな凸凹がたくさんあります。

年末大掃除の季節、、、水回りのヌメヌメはなかなか洗剤、こすり洗いでも落ちないものですよね。。。

こういった環境が、歯磨き、歯周病を難しくさせている要因でもあります。

 

長い間、こびりついた汚れが滞留していると、体(歯茎)が細菌に対して抵抗し(免疫応答)、

腫れたり、出血したり、いろいろ不具合生じてきます。

 

この症状が、歯肉炎なのですが、、

長くなってきましたので、今回はここまでです。

ちなみに動画の発行元はライオン歯科衛生研究所の歯磨KIDS

よりです。当院でもライオン製品、、各種取り扱いさせていただいております。