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むしばのはなし

現在、冬季オリンピック真っ最中、がんばれ日本 ‼

…ということで、

今回は『五輪』、、、ではなくて、

虫歯にかかわる、3つの輪(最近では4つの輪)についてのお話です。

 

予防歯科が叫ばれる昨今、虫歯に関しても様々な病因論が研究されております。

一番は虫歯にならせないことが大事なのですが、

歯科において有名なものは、『五輪』ではなく、

keyesの3つの輪』ないし『Newbrun の4つの輪』と呼ばれる輪

 

 

…なのですが、全然関係ないですが、

五輪のマークを作成するのって結構大変でした。(詳しくは、五輪マークの作り方)

 

 

で、デザインに凝らなければこんな感じです。

虫歯は、

① 歯の質・並び、唾液の質・量

② 細菌(の構成、量)

③ 食べ物(糖質、粘着性)

④ 時間(食べ物が口の中に停滞している時間)

 

以上が複雑に絡み合って、引き起こされると考えられています。

ひとつひとつの円は、個人によってその大きさが異なり、

また、その重なる面積が大きければ、虫歯になりやすいと考えられます。

 

虫歯に対して、予防的なアプローチとしては、

①に対しては、歯の質を強くする(定期的にフッ素を塗布する)であったり、

ディフェンス(防御)力をupする

 

 

 

 

②に対しては、細菌の量を減らす(効果的な歯磨き歯磨きの質を高める)、

菌叢(の構成)を変える(歯医者さんでの除菌、歯石取りなどの)

つまりはオフェンス(攻撃)力をupする

 

 

 

③は、糖質制限、、甘いものは控え目に、、という事ですね。。

甘いものに限らず、スナック菓子など粘着質の食べ物は口の中に残りやすく、

食べる物には注意が必要です。。

 

 

以上、よく耳にするような内容ですが、

シンプルに考えてみると、自然界の動物とかは、歯磨きなどしてませんよね。。

 

自然界には純粋な、砂糖(単糖。精製された糖)がないんですね、

草食動物などは、木の実や、繊維質が多いような食物が多く、

長く咀嚼することで、唾液(つば)もたくさん出ますし、

歯にいい食生活を知っているのかもしれません。。

木の実をたべましょう、、という話ではないですよ。

 

チョコレート、食べちゃダメ、とは言いませんが、controlが必要です。

以上、あなたはどうでしょう?

各方面から見直してみましょう!