マグロ、二夜連続!
ちょっと、渡さんがかっこよすぎて。。
二話連続で歯ブラシの話です。
前回の続きで、
じゃあ結局、歯ブラシ、何を選べばいいの?
そもそも、歯医者さんで売っている歯ブラシ何が違うのよ?
ということですが、
スーパーやドラッグストアで売られている市販品と
いわゆる歯科専売品の歯ブラシの違いは、
ひと言で説明すると「誰にでも使える品」か
「細かい状況に合わせた専用の道具」かという違いがあります。
市販品として販売するためにはJIS規格というものを満たす必要があり、
歯ブラシであれば毛先の長さを変更することはできないそうで、
毛先の硬さや、形状、はたまた柄の部分などでバリエーションを増やすことしかできないため、
個人個人の汚れの付き方や、むし歯の状況、磨く力加減、歯周病の進行具合…etc
それぞれにぴったり合わせた歯ブラシを選択することは難しくなります。
それに対し、歯科専売のものは、規格に縛られることなく、
各メーカーが研究データに基づいて科学的に開発しているため、
『むし歯予防用』、『歯周病予防用』などといったように、
毛先の形状や長さ、大きさ等をさまざまに組み合わせて、
より力加減を調整しやすかったり、歯並びに合わせた形態での作製が可能になります。
言ってみれば、市販品の歯ブラシは万能包丁のようなもので、
肉でも魚でも野菜でも、なんでもござれ
誰がどのように使っても、そこそこ汚れを落とせるような設計
それに対して歯科専売品の歯ブラシは、
オーダーメイド、、までは言い過ぎですが、
刺身包丁、出刃包丁にペティナイフ、、
「歯周ポケットが深い人用」「歯肉炎の人用」など、
用途に応じてそれぞれ違う設計(毛の長さ、硬さ)がされており、
自分にピッタリ合ったものを選ぶことができます。
磨き心地、という観点で言えば、
ハミガキ自体、手で行うため歯や歯ぐきに伝わる力加減は
毛の硬さや長さが大きく関係します。
歯ブラシの磨き心地、つまりはブラッシング時の圧力は、
植毛本数(毛の数)と、密接な関係があり、、
イメージです。あくまで、
毛の数が多いと力が分散されることが考えられます。
これが、ブラッシング時の磨き心地と関連していることが考えられます。
さらにここから、毛の本数だけでなく、
毛束の密度、毛束の列、長い毛や短い毛を組み合わせたり、
創意工夫の上、歯ブラシは作られています。
まぁ、単純に毛が多ければいいというわけではないでしょうが、
歯ブラシがいかに奥が深いか分かったと思います!
というわけで、自分に合った歯ブラシは?
のご用命がございましたら、是非、ご相談ください!
おまけ
ネットでみつけた、毛だくさんの歯ブラシ
効果のほどは分かりませんが、、