塩かげん
- 2025年2月20日
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今回は、『3歳までに…』はお休みして、
趣向を変えまして、本の紹介です。
少し前の話になりますが、今年のキャンプイン前にソフトバンクの王会長が、
選手やコーチ陣の皆さんに本を贈られたという記事(リンク→元記事)があり、
どんな本なのかな、と思い拝読させて頂いたのですが、
塩沼亮潤さんの『くらしの塩かげん』
僧侶である塩沼さんは、
「大峯千日回峰行(おおみねせんにちかいほうぎょう)」
と言って、
奈良県吉野山にある金峯山寺(きんぷせんじ)蔵王堂から、
24キロ先の山上ヶ岳頂上にある大峯山寺(おおみねさんじ)本堂までの往復48キロ、
標高差1355メートルの山道を1000日間歩き続けるという、
命を懸けた究極の荒行を達成された方で、
この修行、
なんと1300年間において達成したのはわずか2人
…というものすごい偉業なのですが、
そんな厳しい修行を経験された塩沼さんによって著された本書は、
日々の暮らしのなかにある、『あたりまえ』
感謝の気持ちであったり、笑顔の大切さであったりを短いエッセイ形式で書かれてあり、
なかなか忙しくて本なんて読む暇ない、という方でも、
通読しても1時間くらいで読んでしまえるので、
(そういう読み方をする本ではありません)
歯医者の待ち時間なんて、まさにうってつけの内容となっております。
1760円と、ページ数からすると少しお高くなっておりますが(笑)、
少しづつ読んで、時々、心を整える、スルメ本
クリニックの本棚に並べておりますので、
ご興味がある方はご一読のほど!