3歳までに③
- 2025年3月26日
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少し間が空いてしまいましたが、
今回は、『あまーい話』
前回、幼少期の虫歯に関しては、『糖質管理』=sugar control が大事というお話でしたが、
こういう話をし始めると、極端な話、
『あまいものは食べちゃダメ』『砂糖は敵』
といった具合に捉えられてしまいがちで、、、
上の写真は、長女の小さな時の写真なのですが、
実は当院のロゴは、彼女がかじった菓子パンからきてるのです 笑
いつも思うのですが、甘いものを制限されて育てられた子どもたちが、
将来『ケーキ屋さん』や『パティシエ』になろうなんて思うでしょうか?
『パティシエ』、小学生女子のなりたい職業1位ですよと
歯医者が子供たちの可能性を消していいのだろうか?と( ← 極端)
私自身が甘いものに目がないということもあり、
『あまいもの×』ではなく『甘いものを食べても大丈夫な口の中を作ろう!』
じゃあそのためには、、というのが今回の伝えたいテーマであります。
ひとえに甘いものといっても、色々ありまして、
厳密には『発酵性糖質(炭水化物)』
砂糖をはじめ、重要な栄養源である米や穀物など、おおよそ多くの『あまみ』を
感じられるものには糖分が含まれています。
よく果物(果糖)はむし歯にならないと言われてきましたが、決してそういう訳ではありません。
もちろん、上記のように、なりやすさに差があるため、チョコレートやショートケーキよりは、
むし歯になりにくい可能性はありますが、野生動物や狩猟採集民族ではないのだから、
『タイパ』、『コスパ』を考えた時に、
お菓子(100円で買える満足感) > フルーツ(ちょっと特別感あり)
やはり人類史において『砂糖』の発明は偉大です。
たーだ、むし歯にはなりやすいけーど
じゃあ糖質の何をコントロールすべきか?
種類なのか?量なのか?、、と言われれば、
正解はタイミングです。
そもそも、むし歯になるメカニズムとしては、
以前の内容と重複しますが、
むし歯菌が糖質を分解して(餌にして)、酸を酸性することで、
歯を溶かしている(脱灰)のですが、
この際、唾液の働きで、いったん溶かされた歯が修復されております(再石灰化)
これを、食事、間食に置き換えると、上図のようになるのですが、
単純に、子どもは大人のようにたくさんの量甘いものは食べれないので、
『回数』
が大きなカギになります。
ダラダラ口の中に甘いものが入っていると(食べると)、
歯が休まらない(再石灰化が働かない)ので、
決められた時間(おやつの時間)、回数
を守っていただければ、子どもの場合、唾液が豊富につき
自浄性(自分で洗い流す効果)が働き、歯が修復される方向へ働きやすいのです。
かなり個人的な意見としましては、
『あまいもの(ご褒美)』のない人生は味気ないですし、
やはり子供たちの笑顔がどうにか制限されることないように、
適切に管理されて行って欲しいと願います。
というわけで、次回は、まとめ!