ブログ

しみる、はなし (長め)

大寒

寒さが身にしみます。いつになったら暖かくなるのでしょうか、、、

 

というわけで、今日はしみる話です。

 

定期健診にしっかり通ってるのに、しっかり歯磨きしてるはずなのに、

冷たいもの、熱いもの、チョコレートがしみる、、

あれあれ虫歯かしら?……と、いった経験はないでしょうか?

 

そんな時、清掃状態のいい人であれば、虫歯は劇的には進行しないため、

新しい虫歯の出現でなければ、知覚過敏の可能性があります。

 

では、知覚過敏とは、何ぞや?

 

口の中は激烈な環境です、熱いチゲ鍋も侵入してくれば、

冷たいアイスクリームも侵入してきます、そうこうしていたら、酸性の強いワインも侵入してきて、、と

すっごい、わちゃわちゃして、、過酷です。

 

で、そのたくさんの刺激をシャットアウトするため、

歯はエナメル質とよばれる鎧のようなもので覆われているのですが、

全部が全部鎧で覆われているわけではないので、

様々な原因によって、

歯のデリケートな部分(根っこの部分:象牙質)が露出することで、

しみる症状が生じるようになります。

 

 

 

 

しみやすい人の特徴としては、

・ ゴシゴシ磨く力が強い人

→ 歯茎が下がってしまい、根が露出してしまうため

冬の明け方に、布団がめくれて、『寒っ』て目が覚めるような、、、イメージ

・ 歯ぎしり、咬む力が強い人

→ 歯の表面が擦り減ってしまい、中身が露出してくるため

卵の固い殻がむけて薄皮見えてきた、、、イメージ

 

 

 

歯は固いですが歯茎は柔らかいので、オーバーに磨きすぎると歯茎のほうが負けてしまうんですね。なんでもやりすぎには注意が必要です。

 

では、歯茎が下がってしまったら、歯が擦り減っしまったら、一生しみ続けるか?

、、といったら、そうとは限りません。

体もある程度は適応してくれるはずです。

 

急に、痛み、しみる症状が強くなったときは、

 

体が順応するスピード < 歯茎が下がるスピード、歯が擦り減るスピード

 

といった形で、平衡状態が崩れてしまった時に、不具合生じます。

 

ストレス社会なので、ぐっと歯を食いしばったり、

案外と受験中のストレスとかでもしみたりしやすくなります。

 

というわけで、がんばれ受験生!

よしだ歯科クリニックでは、頑張る受験生を応援しております。

 

 

これ絶対にダメ。

くいしばり、よくない