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入れ歯の話

ホークス、日本一おめでとうございます!

もう野球の季節が終わってしまうと思うと寂しさもありますが、

選手の皆さん、お疲れさまでした!ゆっくり来年に向けて、休まれて下さい!

 

と、脱線致しましたが、本日は“入れ歯”の話です。

入れ歯の話に入る前に、わたくしの生い立ちから、、、

 

僕の父は、技工士と言って、入れ歯であったり、差し歯(歯の被せもの)であったり、

歯科治療には欠かせない、歯のなくなった部分を作る職人で、現役です。

実家の下が技工所であったこともあり、小さなころから、歯の模型であったり、

歯がそこかしこにある環境で育ちました。

毎日遅くまで働く父の背中を見て、なんと大変そうな仕事なんだろう、

といつも子供ながらに思ったものでした。

というわけで、月日が経って、歯科医となり、

今こうして、父親と一緒に仕事をしているのは、なかなか感慨深いものがあります。

で、もう少し補足すると、実は叔父二人も、いとこも技工所をしていて、

仕事をお願いしているのですが、もう、それは感慨深いです。ファミリーです。

 

最近では、よく野菜とか、果物とか、生産者の方の名前が載せてあったり、

場合によっては、写真付きなんてものもありますが、

確かに、だれが作ったものか分からないものよりは、なんとなーく安心感ありますよね。

 

 

 

というわけで、当院の入れ歯、被せものに関しては父、叔父、いとこに

お願いしております。ほぼ大体の要望にはお応えできる、、はずですので、ご相談ください!

 

 

 

保険の入れ歯から、バネのない入れ歯

 

 

磁石を使った入れ歯

 

 

コピーデンチャーと言って、今使っている入れ歯の複製を元に作製する方法、

今現在のかみ合わせを大きく変えたくない場合に有効です。

 

、、と書ききれないくらい、作成方法も、使用材料も様々です。

入れ歯に関しては、型取り→咬み合わせ→仮合わせ→完成という流れが一般的ですが、

ひとつひとつの工程を丁寧に行っていく必要があります。

場合によって時間も回数もかかりますが、なるはやでの作製を目指しています。

 

今まで数えきれないほど入れ歯を作製してきましたが、

正直、僕自身、入れ歯をはめたことがないので、

100%入れ歯の方の気持ちが分かるかと言われると、残念ながらそうではありません。

ただ、もう入れ歯をはめる勢いで

入れ歯のいい点、悪い点、メインテナンス…全力でお話しいたしますので、ご相談ください!