…野球の話でも、マンガの話でもありません。
皆さんは『evidence : エビデンス』という言葉を知っているでしょうか?
直訳すると、根拠とか、証拠とかいった意味になるのですが、
EBM : Evidence-baced Medicine (エビデンス ベースド メディシン)は、
医学や、歯科医学において、治療法を選択する際に、
根拠に基づいた医療を行う上での、文字通り拠り所となるものです。
よく医療系のドラマで、重い病気の患者さんに向き合ったとき、
過去に同じような症状の患者さんがいなかったかどうか、
治療や手術の記録や論文がないか、探したりする、あれ、です。
とりわけ、歯科の分野においては、どうしても職人的な要素も大きく、
今までにどれだけ多く患者さんを治療してきたか、どれだけ修羅場(?)をくぐってきたか、
○○先生がこうしたらうまくいくって言ったから、そうやっている、、、などなど
どうしても経験則に基づいた部分が多いのも事実です。
そういった所から、もう少し系統立てて、
こういった場合には、この方法がいい、、など
現在は、たくさんの過去の記録、研究から様々な治療法、
薬等、ものすごい勢いで開発、進化していっています。
一つの研究を行うのには、ものすごい情熱と時間が必要で、
現代を生きる私たちは、医療行為を行う上で、そういった過去の巨人たちに
敬意を払うとともに、日々技術の研鑽に加え、新しい知見を取り入れていく必要があります。
知識として知ってても、手が動かなかったらダメですからね。
日々、勉強です。(加えて、自分自身のデータの蓄積のため、記録・写真を大事にしています)
思えば、フグを安全に食べるために何人の人が命を落としたのでしょうか?
フグを美味しく頂くためには
毒のある部位を知識として知っていることに加え、
安全に捌く能力も必要です。。あと勇気も。
脱線しましたが、日々勉強
治療法など分からない事があればお気軽にお問い合わせください!
仮に答えられなった場合でも、しっかりお応え(答え)できるよう、
調べまくります!