プ、プリキュアが終わってしまう。
ようやくオジさんも“Hugっと”な設定に慣れてきたというのに、
二月からはもう新しいプリキュアなんて。。。
ちょっとオジさんには気持ちの切り替えが、、、
というわけで、先週は『三歳児健診』
…に行ってまいりました!
持ち回りで、1年に一回くらい、保健所に行って、
健診を行わないといけないのですが、
今回は開院してからは初めて、
南区の保健所にて3歳児の歯科健診を行わせて頂きました!
普段の診療をしていても、思うことですが、
むし歯、少ない!
確実に小児期における虫歯は少なくなってきています。
1970年前後(昭和40年代から50年代頃)に、
子どもの虫歯(むし歯)が日本中に蔓延し「虫歯(むし歯)の洪水」と呼ばれた時代から、
あらゆる統計(歯科疾患実態調査、学校歯科保健)において
虫歯の本数、人数ともに減ってきております。
これに関しては要因として、色々と考えられますが、
商業的には、フッ素の普及、これは大きいと言われてます。
実際様々な論文でも、フッ素の虫歯予防効果は高いと言われており、
現在、市販の歯磨剤において、フッ素を含有している歯磨剤の割合は全体の90%以上
と、グラフからも相関関係はあるように感じられます。
ただ、実際のところ、フッ素入りの歯磨剤が普及する前から、
虫歯自体は減少傾向にあったわけで、
これに関しては単純に、
コンビニより多いと揶揄される歯科医院の普及と、
(ちなみに歴史上、歯科医院の数がコンビニより下回ったことはありません)
医療技術の向上、
小児の虫歯に対する啓蒙(知識・意識の向上)が、
一番大きな要因ではないかと考えております。
どのお母さんとお話ししても、
既に3歳時から、かかりつけの歯科医院を持たれている方が多く、
お母さんの愛情が虫歯を減らしているのだなぁ
と実感した次第です。
「子供は三歳までに一生分の親孝行をする」
イヤイヤ期もあったり、大変な時期もありますが、
生まれてからしゃべり始める3歳くらいまでは、
本当にかけがえのない時期だと思います。
手をかけましょう!大事に育てましょう!
というわけで、以前の歯磨きムービーを再UP
他方で、歯並びが悪い子の増加、一人で多数の虫歯を有する子
というのも散見され、これに関しては、長くなりましたので、
また別の機会に取り上げたいと思います。では!