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Boys & Girls ②

 

 

少年少女の登竜門、、

というわけで、2話にまたがってドラえもん愛全開です。

 

今回も、前回に引き続いて、『歯並び』に関してですが、

 

子供の歯並びを一番近くで観察できるのは、お母さん、お父さんだと思います。

今回の内容が、子供の成長・歯並びを見守る上で一助となれば幸いです。

 

一般に、不正咬合と呼ばれるものとしては、

『叢生(そうせい)』、『過蓋咬合』、『上顎前突』、『反対咬合』、『開咬』、、

などが一般的に挙げられます。

字面からなんとなくイメージはできそうですが、

実際の写真を例にイメージを固めて頂ければ幸いです。

 

 

いわゆるガタガタした状態です。

大人の歯は、大人の歯の大きさで生えてくることから、

子供の小さな顎に対しては、アンバランスと言えます。

そこから、歯が生えるに従って、顎も押し広げられていきますが、

日本人をはじめとした東洋人はモンゴロイドと呼ばれ、

骨格的に歯のアーチが小さいため、歯がキレイに並びきれないことが多く、

『八重歯』などはさいたる例でしょう。

 

 

 

根本的に矯正治療の考えが、欧米からきていることから、

欧米人では歯を抜かずに治療できるところが、

日本人では歯を抜かないといけない、、

といったケースが多いのもここからきているかもしれません。

 

 

 

いわゆる受け口と呼ばれる状態です。

2歳(乳歯列完成前)で反対咬合だった子の70~80 %は自然治癒すると言われている一方、
3歳を越えると、自然治癒率は6%程度に低下する、とも言われています。

確率というものは難しいもので、起こった当人にしてみれば100%なので、

軽はずみには発言できません。

 

 

 

 

上記のように

上あごの方が、下あごより成長が早いため、

生まれつき下あごが出ていることはほぼありません。

ただ、乳歯列が完成する2歳半から3歳くらいまでは、

奥歯でSTOPするところがなく、かみ合わせも不安定なので、

しゃくれたような咬み方をすることがあります。

私自身、娘が2歳くらいの時にふと見ると、

しゃくれていて焦った記憶があります。

乳歯列期での反対咬合であれば、マウスピースのようなもの(= ムーシールド)で、

 

 

 

改善する場合も多いですので、早期のご相談のほど、お願い致します!

(すべての人に適応があるわけではありません)

 

 

 

指しゃぶりや、ぶつけたり、外傷が原因であまりに早期に歯が抜けてしまったりした場合、

気になって舌の癖がついてしまうこともあります。

指しゃぶり』に関しては一般に、教科書的には3~4歳くらい以降続いている場合は、

やめることが理想ですが、子育てをしているとそうも言えません。

何かのストレスが指しゃぶりに結びついていることも考えられ、

強制的にやめさせることが良いこととは思い、、思えません。

個人的な見解としては、大人になって指しゃぶりをしている人は見たことないので、

いつかはやめると思います。ただ代償として、歯並びが悪くなる可能性があります。

 

 

というわけで、、まだまだまだ、

つづく