唾液がどのようにして作られ、どのような役割があるのかをみなさんご存知でしょうか?
唾液って実はすごいんです♪
今回はそんなお口の中の隠れたヒーロー “唾液” について、お話します。
①血液から作られています
唾液が水分が姿を変えたものと思っている方もいらっしゃるかと思いますが、
もともとは「血液」なんです。水分を摂取すると、骨髄で血液がつくられ、
その血液が唾液腺で唾液へとつくりかえられています。
②1日に1~1.5ℓつくられています
健康な成人の場合、唾液は1日に1~1.5ℓ作られます。
1日のうちでも唾液の出る量は変化していて、とくに就寝時には低下します。
また、加齢とともに低下していく傾向があります。
③唾液腺でつくられています
唾液が作られている唾液腺はお口の中に大小多数存在しています。
耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つが三大唾液腺と呼ばれていて、
とくにたくさんの唾液をつくっています。
④たくさんの成分が入っています
唾液の99.5%が水です。ですが、残りの0.5%にさまざまな成分が含まれています。
・リン酸、カルシウム(歯の補修作用)
・アミラーゼ(消化作用)
・ムチン(潤滑作用、粘膜保護作用)
・糖タンパク(歯の保護)
・ラクトフェリン、リゾチーム(抗菌作用)
などなど。
普段唾液について考えることはあまりないかと思いますが、
口の中が乾燥してしまう、年齢とともに唾液が少なくなってきた、、、
などお困りの方はぜひご相談ください!!