大迫選手、日本記録更新おめでとうございます!
今、日本では、世界では、コロナウィルスに端を発して、
不安や景気の後退感など、社会全体に閉塞感が漂っていますが、
「疾風知勁草」
厳しい時にこそ、困難に打ち勝てるかどうか試されている、、、、、はず。
気持ちだけでも、なんとか明るく元気にいきたいものです!
ということで、
最近、妊婦健診で受診される方が多いので、
何か振り切れた話題をば、
よく『マイナス1歳からのむし歯予防』とか言われますが、
女性の方は、妊娠時の体の変化で、
・ 妊娠性の歯肉炎(ホルモンバランスの影響)
・ 口の中が酸性環境に傾きやすいことからの虫歯
…そのほかにもつわりで歯みがきが行き届かなかったり、
体の変化が、口の中にも影響を及ぼすことが知られています。
虫歯や歯周病は母子感染のため、
お母さんの口の中と生まれてくる子供たちの口の中はリンクしていきます。
お母さんが虫歯予防を行うことが、生まれてくる子供たちの虫歯予防につながる
というのが、大きな論旨なのです。
で、もうひとつ、大事な話。。
できる事ならば、母乳で育ててもらいたいです。
もちろん、なかなかオッパイが出なかったり、職場復帰とか、
社会的に、肉体的な困難感があって、『男のお前に言われたくないわ』
、、は百も承知で。。
栄養学的には、ミルクと母乳には大きく差はないでしょうし、
母乳とミルクでは、そんなに歯並び的にも大差ないとの研究結果も多いようなのですが、
やっぱり今の子供は乳歯列(子供の歯)の時点で、歯並び悪い子が多いです。
一概に、ミルク(人口乳首)だから悪い、母乳だからいいと言えないのは、
母乳の期間、母乳の量、飲ませ方(姿勢)、人口乳首の硬さ、など、定性的に測れない部分があるので、
まぁあくまでも個人的な見解として。。
歯並びは、
『べろ』・『ほっぺた』・『くちびるの』
バランスの中で並んでいきます。
生まれたての赤ん坊は、
『吸啜反射』
と言って、生まれながらに、オッパイの吸い方が分かっていて、
『哺乳瓶は吸って飲む、母乳は咬んで飲む』
と言われるように、摂取の仕方がまぁ違うわけです。
つづく