他意はないです。
では、前回の続きをば、
授乳期から乳歯の生え始めの時期(0~2歳)
この時期は、
子供との、そして子供の歯との関わり方が、まだ曖昧で
新米ママ、パパも
『歯磨き、どうしたらいっちゃろ?』
と難しい時期です。
かくいう私自身も、
乳児の歯磨きについてなんて、大学の授業なんかでも習うこともないですし、
我が子と接していく中で、
なんとなく、『こうかなぁ』と、子供たちから学んできたのかなと思います。
で、私が思う、乳児期の歯磨き…
カギは、タイトルにあるように
『脱力』です。
健診にきた、お母さま達にいつもお伝えしていることは、
乳児期の歯磨きなんてものは
『完璧を目指さないでください!』
テキトーにやっちゃってください、、と言うと、
各方面からお𠮟りを受けそうですが、
肩の力を抜いて、子供たちに接して頂ければありがたいです。
授乳期から乳歯の生え始めの時期は、
まだ離乳食も始まったばかりにつき、
低年齢期における虫歯の原因となる、
砂糖などの摂取も少なく、
唾液によって洗い流される効果(自浄性)が期待されるため、
歯磨きの出来・不出来にて虫歯ができることは少ないと考えられます。
以前のブログ ➡ 『歯磨きの才能』
この時期の、大きな目標は、
『習慣づけ』です。
子供は、自分で磨けません。
仕上げ磨き、正直、めんどくさいです。
3人もやってると、さしすせそ、、
さ行、いや、作業なのか、修業なのか、わけわからんくなってきます。
でも、ここはスキンシップと思って、
しっかり我が子と向き合ってください。
低年齢期の子供の歯なんてものは、多くても20本、
丁寧に磨いても、そんなに時間はかかりません。
でも、歯磨きを、すごい嫌がる子供が相手だと、すごく大変です。
逃げ惑う子を、押さえつけて磨いても、しっかり磨けるとは思えないですし、
歯みがきタイムになるたびに、子供も、そして親も憂鬱になる状態は、
決して健全な状態とは言えないでしょう。
そこで、表題のタイトルですが、
完璧にやろうとするとついつい力が入ってしまい、
痛くしすぎたり、お母さんの顔が怖くなったり、ラジバンダリ、、、
子供にも、親にも苦手意識がついてしまいがちです。
『脱力』で、行きましょう!
一日、二日、寝落ちして磨けなくても大丈夫!
肩の力を抜いて、毎日の歯磨きタイムがトムとジェリー状態を脱却しましょう!
歯磨きは、朝起きたら『おはようございます』、夜寝る前は『おやすみなさい』
と言うように、夜眠る前は、歯を磨く(いてもらう)のが当たり前なんだ。
という、習慣づくりと捉えていきましょう!
と。精神論がメインになってしまいましたが、
次回は、実践編です!
乞うご期待!