梅雨入り……
ジメジメをぶっ飛ばせ!
というわけで、前々回の続きです。 (参照➡ 前々回)
授乳期から乳歯の生え始めの時期(0~2歳)
実践編というわけで、
前回は取り組み姿勢についてのお話しでしたが、
今回は実際の取組み方についてのヒントとなれば幸いです。
皆さんは、『脱感作』という言葉はご存知でしょうか?
高齢の方の口腔ケアを行う場合、緊張をほぐしたりする際に、
まずは口の周囲から、優しく刺激していき、徐々に慣れていったところで、
口の中のケアへと移行していくのですが、
小さな子供もこれと一緒で、
少しづつステップを踏みながら、慣れさせていきましょう。
いきなり、口の中に歯ブラシ突っ込んだり、ガーゼで拭ったりはご法度!
手でくちびるを引っ張ったり、押したり、マッサージしてやるような感覚で
緊張をほぐしてあげましょう。
赤ん坊の口の中はすごい敏感です。
よく赤ちゃんの口の中に指を突っ込んだら、
乳首と勘違いして指チューチュー吸うじゃないですか?
これは、赤ちゃんが生きるために原始的な反射 ( 参照 ➡ オッパイの話 ) を
することが原因なんですが、
(一般的には歯が生えてくる6~7ヶ月くらいには、
消失していることが主ではありますが、、、)
赤ちゃんにとって、生きるためには、おっぱい
その命のおっぱいを探るためにも、
口、唇、口腔周囲の感覚は敏感です。
なのでまずは馴らしが大事!
慣れてきたら、
つぎは、ガーゼとか赤ちゃんのおしりふきとかで
歯の表面を拭いてやりましょう。
歯が生え始める6ヶ月頃くらいになると、
徐々に自分で物を手掴みできるようになってきているので、
歯ブラシを実際に赤ちゃんに持たせてみましょう。
この時期、
歯がはえ始めるくらいになると、
歯茎がかゆい、ムズムズ感
『歯ぐずり』がでてくるので、
歯固め歯ブラシみたいなもので遊ばせましょう。
(のどに突っ込ませないように注意を払って)
もちろんこれでは歯は磨けていないので、
仕上げは、おかーさん!
あとは、昔作った動画をばご参考に。。。
大事なことは
苦手意識を持たない、持たせない!
さぁ、実践です!