3歳までに①
- 2025年2月10日
- 子供の歯
立春!
暦の上では、春というのに、この寒さと言えばどういうわけでしょうか。。。
ということで、閑話休題
先日のこと、3歳時健診に行ってきたのですが、
結構、むし歯があるお子さんが多かったので、
今回は❝3歳までに気をつけて欲しいポイント❞
と題して、説明していきたいと思います。
ちなみに健診の際に、我々歯科医が何をチェックしているかと言うと、
①虫歯の有無
②歯列(歯の本数、生え方など)
③嚙み合わせ(出っ歯、受け口、深いかみ合わせ)
④汚れの付き具合
⑤かかりつけ歯科医院の有無(歯科医院に通ったことがあるかどうか)
⑥生活習慣(間食習慣、歯磨き習慣)
書き出してみると、結構色々見てんじゃん、私。。。
で、これを保護者の方と話したり、
子供をあやしたりしながら高速で見ていくのですが、
1歳半も、3歳も、まぁ結構、口が開かないものです(笑)
まぁ、まずは大きく口を開けることさえできたら、優勝!
、、、、ではないですが、
テクニック的なことはさておき、心構え、考え的なものではあるのですが、
留意して頂きたい点は2点
わざわざスライドにするまでもないような事ですが、
横文字にするとカッコいいのと、
ビジュアル的なインパクトを重視して
①習慣化
正直、歯磨きに才能なんて必要ありません。
やるか、やらないか
朝起きたら「おはようございます」、夜寝る時は「おやすみなさい」というように、
まずは1日一回、夜眠る前、歯磨きする習慣をつけ(させ)ましょう!
この際、完璧に磨く必要はありません!
嫌がったり、ぐずったりした際は、テキトーでも大丈夫
1日くらい寝落ちして磨けなくても大丈夫、くらいの気楽な気持ちで臨みましょう。
こんな事言って大丈夫?
と、思われるかもしれませんが、私も上は中学生から下は3歳児まで4人子供がいますが、
ズボラ歯磨きで誰一人虫歯になっていないので、ご安心を!
細かい気を付ける点は、ありますが、
おおまかな意図としては、
子供の歯列は乳歯だけで上下あわせて20本
上手に口さえ開けてくれれば、丁寧に磨いても1分くらいで終わります。
それを難しくさせる要因が、嫌がったり、ぐずったり、、
夜の歯磨きタイムが、お母さん・お父さんにとっても、子供にとっても、
苦痛の時間になってしまっては、元も子もありません。
歯磨きは親子の“スキンシップ”
ある程度の年齢までは、誰かがやってあげなければいけません。
『マインドセット』
3つ子の魂100まで、とはよく言われますが、
ものごころつくまでに、子供にいい習慣(歯磨き)を身につけましょう!
そのためには、楽しく、そして楽(らく)して♪
実はこの楽(らく)して、てのも大事なことで、
毎日しなきゃいけないことなので、
楽ちんで継続できないと意味がありません。
各ご家庭でまずは歯磨きタイムが楽しくなるよう心がけてみましょう!
長くなったので次回は②